過去問での プライミング効果

7月14日の試験まで
残り4日となりました。
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電気通信主任技術者試験の
法令問題には、4択、5択を

はじめABC問題や
穴埋め問題に関しては

選択すべき言葉を
8拓~10拓の中から正解を
選んでいかなければなりません

その中で
明らかに前後の文章と
比較して、日本語が
おかしいとか・・・

法令の常識としてそぐわない
問題が少ないように感じます

こういう偏った思考は
私の勉強不足からくるものだと
感じています

しっかり勉強を重ねた人からすれば
どの問題も正解不正解の

部分を的確に取捨選択出来る
ことは明白です
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私の場合
問題を1から順に読んでいく
過程において

始めの方の問題を基準に
(自分の中では正しいであろうと判断)

後の問題とを比較した
考え方になってしまう傾向が強い 

何度か繰り返しこなした
問題に関しては
間違いは減少するのですが・・

この私の現象は
プライミング効果と
言われおり

心理学の知見では
始めに見た情報に脳の判断が

影響を受けてしまう現象で
この事を、プライマーと呼び

また影響を受ける刺激を
ターゲットと呼ぶそうです

このプライミング効果
私達の身の回りには商売をはじめ
色々なところで深く沢山使われています

希望小売価格7000円のところ
今だけ特別価格4000円で販売します!
つまり

はじめの7000円に脳が意識し
後で見た4000円と
比較対象するような
感じになります

*プライミングの中のアンカリング

試験勉強では
プライミング効果は

例えば
過去問をこなしていく中で
無意識のうちに

その他の問題と類似するところが
ないか、あれば関連づけることで

問題にある共通点を見つける
意識へとつなぎ

試験勉強がより効率的に
また勉強の時短にもつながる
ことかと思います
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プライミング効果とは、
先行する刺激(プライマー)の

処理が後の刺激(ターゲット)の
処理を促進または抑制する
効果のことを指す。

プライミング効果は潜在的(無意識的)
な処理によって行われるのが特徴であり、

知覚レベル(知覚的プライミング効果)
や意味レベル(意味的プライミング効果)
で起こる。

前者の処理は刺激の知覚様式
(モダリティ)の違いによって、
それぞれのモダリティに

特異的な大脳皮質によって媒介される一方
、後者の処理は側頭連合野などの

意味処理に関連する
大脳皮質によって媒介される。
出典:脳科学辞典